"Ask AI first" has become a common culture. By making all employees "own it," we have raised the level of work across the organization and created a self-sustaining culture.
CO Medical Co., Ltd.
Issues before implementation
- 社内プロジェクトでAIの使い方をデモンストレーションしたものの、個々の日常業務への具体的な定着・実装には至っていなかった
- 60名規模の組織運営において、属人的な定型業務の負担を軽減し、組織全体で効率化を推進できるリテラシーの底上げが急務だった
- プレゼン資料や社内外向けの各種文書におけるビジュアル作成において、社内で即座に試行錯誤できる体制を整え、より柔軟かつ表現豊かなアウトプットをスピーディーに作成したいというニーズがあった
Effects after implementation
- 研修を通じて全社員がAI活用を自分ごと化。AIが得意なメンバーが周囲を巻き込み、自発的に知識共有を行うような組織としてのポジティブな変化が生まれた
- 組織全体のAIリテラシーが向上。人事総務課でもGAS活用による事務効率化やNotebookLMでのナレッジ集約に取り組むなど、自発的な改善を行うことができている
- そのほか画像生成AIによるビジュアル作成や、AIを用いた簡易的なプログラム生成による業務ツールの自作など、表現の幅と実務の効率化が同時に進み、コスト最適化と対応スピード向上を実現した
table of contents
Company Introduction
シーオーメディカルは、化粧品、サプリメント、アパレル、カラーコンタクトレンズなど、多岐にわたる美容・健康関連商品を展開する総合企業です。「笑顔に貢献する」という理念のもと、鏡を見るのが楽しくなるような商品づくりを追求。現在は全社員約60名の体制で、マーケティングと販売を軸にスピード感のある事業展開を行っています。
今回の生成AI導入では、人事総務課が中心となって全従業員対象の「法人リスキリング®」研修を推進しています。
Issues before introducing generative AI
美容・健康の力で笑顔を届けるシーオーメディカルにおいて、テクノロジーの活用は早くから意識されてきました。社内に「AI研究室」というプロジェクトチームを立ち上げ、全社会議でデモを披露するなど啓蒙活動を行ってきましたが、実務への定着には壁がありました。
デモを見て「凄い」という声は上がるものの、「自分の日常業務にどう活かすか」という段階になると、活用は浸透していませんでした。一人ひとりがAIを正しく理解し、自分の業務に結びつけて考えられる状態にすることが、組織にとって必要不可欠だと認識していたのです。
限られた時間で付加価値の高い業務に取り組むためには、避けて通れない事務作業をいかに効率化するかが、組織全体の大きな課題となっていました。
Effects after generative AI introduction training
研修を経て、組織全体がAIを当たり前に取り入れ「自分ごと」として捉え始めたことが最大の成果です。以前は他人ごとだったAIに対し、今では各自が実務への活用を自発的に考えるようになり、全体の業務レベルが着実に底上げされました。
事務局を担当している身としては、単にスキルが向上したこと以上に、AIでの業務効率化が得意なメンバーが他の人を巻き込みながら知識共有を行うような、ポジティブな変化が起きていることが何より嬉しいです。
人事総務課でも、例えば60名分の源泉徴収票のファイル名変更といったルーティン業務を、AIを活用してGAS(Google Apps Script)で自動化しました。数時間を要していた作業が数秒で完結するようになったのですが、単なる効率化以上に、地味にもったいない時間を自分の手で解消できたことは、大きな成功体験になっています。
こうした変化は各部署へ広がり、NotebookLMでのナレッジ集約や画像生成の内製化に加え、AIのサポートを受けながら簡易的なプログラムやノーコードツールを用いて、自分たちの手で業務アプリや自動化ツールを開発するメンバーも増えています。
Future outlook
現在は全従業員を対象とした研修を順次実施しており、文字通り「全員がAIを使いこなす組織」の実現を目指しています。
従来は専門知識が必要だった領域も、AIをパートナーにすることで「自分たちの手ですぐに形にできる」というスピード感のある運用が可能になっています。今後は「まずAIに聞く」文化をさらに徹底させ、AIに任せられる業務は徹底的に自動化・効率化。創出された時間を「人にしかできない価値創造」といったコア業務に投資していく方針です。
自分も含め、もっともっと全員が業務効率化に向けて自走できるよう、情報交換や事例紹介が活発に行われる風土づくりをさらに進めていきたいと考えています。
