「GPT-5.6が出たのは知ってるけど、Sol・Terra・Lunaって結局どう違うの?料金は?で、Claude Fable 5とどっちを使えばいいの?」——この記事では、Sol・Terra・Lunaの違い、料金、ChatGPT Work、そしてClaude Fable 5との使い分けまでを、私が実際に触った所感と合わせて整理します。
OpenAIが GPT-5.6 を一般公開(GA)しました。ChatGPT・Codex・OpenAI APIの全体に、今日から順次展開されています。同時に「答えるAI」から「成果物を納品するAI」へと役割を変える ChatGPT Work も登場し、正直これは単なるモデル更新では片付けられないアップデートです。
私自身、一番重い構成であるSol+ultra modeでアプリを作らせてみたり、Claude Fable 5と同じお題でゲームを作らせて比べたりと、ひととおり触ってみました。第一印象は「結構いい。速度もそこそこ速いモデルがあるし、性能もいい」というもの。以下、公式情報と実際に触った実感の両方から見ていきます。
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目次
- GPT-5.6とは?──Sol・Terra・Lunaの3層構成で一般公開
- GPT-5.6の料金──API価格は3層で明確に分かれる
- GPT-5.6の新機能──ultra mode・max reasoning・そして“燃費”の改善
- GPT-5.6の性能・ベンチマーク──自社公表では新SOTA、ただし受け止め方に注意
- ChatGPT Workとは──「答える人」から「納品する人」へ
- デスクトップアプリがChat・Work・Codexの3モードに統合
- GPT-5.6はプラン別で何が使えるか
- GPT-5.6のプロンプト新常識──「盛る」から「削る」へ
- GPT-5.6を実際に触ってみた──Sol+ultraのアプリ生成と、Fable 5とのゲーム比較
- GPT-5.6とClaude Fable 5の使い分け──速さのGPT、深さのClaude
- まとめ──モデル選定が成果を分ける時代へ
GPT-5.6とは?──Sol・Terra・Lunaの3層構成で一般公開

GPT-5.6は、OpenAIが公開した最新世代のモデル群です。公式の説明では「GPT-5.6は今日からChatGPT・Codex・OpenAI APIで利用可能。展開はグローバルに開始し、24時間かけて完全提供へ広げていく」とされています(GA日は米国時間2026年7月9日)。前世代はGPT-5.5にあたります。
最大のポイントは、単一モデルではなく、性能とコストの異なる3つのモデルで構成されていることです。
| モデル | 位置づけ | 主な用途 |
|---|---|---|
| GPT-5.6 Sol | フラッグシップ(最高性能) | 難しいコーディング、複雑なエージェント作業、ここぞという高難度タスク |
| GPT-5.6 Terra | バランス型 | 日常的なナレッジワーク全般 |
| GPT-5.6 Luna | 高速・低コスト | 大量処理、軽いタスク、コスト重視の用途 |
この「性能とコストでグレードを選ぶ」という発想は、Claudeを触っている方ならなじみがあるはずです。ClaudeにもHaiku(軽量)/Sonnet(中間)/Opus という基本ラインがあり、いまはそのOpusを上回るMythos級の Claude Fable 5 も一般提供されています。タスクに応じて性能とコストを選ぶという考え方はGPT-5.6と共通ですが、まったく同じ3階層構成というわけではありません。いずれにせよ「全部入りの1モデル」ではなく、タスクの重さに応じてグレードを選ぶ時代に、OpenAIも本格的に舵を切ったということです。
先に結論だけ言っておくと、速さ・大量処理はGPT-5.6、深さ・作り込みはClaude Fable 5、という使い分けが私の現時点での答えです。この理由は実際に触った所感とあわせて後半で詳しく説明します。
実際の画面でも、この3つはきちんと並んでいます。下はChatGPT Workのモデル設定を開いたところで、GPT-5.6 Sol/Terra/Lunaが選択肢として表示されています。

なお、6月26日にプレビューとして先行公開されたときの経緯は別記事にまとめています。ここに至るまでの流れを追いたい方はどうぞ。
プレビュー段階でのSol・Terra・Lunaの発表内容を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【速報】OpenAI「GPT-5.6」公開——Sol/Terra/Luna 3階層、限定パートナー向けにプレビュー開始
GPT-5.6の料金──API価格は3層で明確に分かれる

まずは開発者が気になるAPI料金です。2026年7月14日時点で、OpenAIの料金ページに記載されている、100万トークンあたりの価格は以下のとおりです。
| モデル | 入力(per 1Mトークン) | 出力(per 1Mトークン) |
|---|---|---|
| GPT-5.6 Sol | $5 | $30 |
| GPT-5.6 Terra | $2.50 | $15 |
| GPT-5.6 Luna | $1 | $6 |
注目したいのは、フラッグシップのSolの価格(入力$5/出力$30)が、前世代のGPT-5.5と同額である点です。同じ料金ページ上でGPT-5.5も入力$5/出力$30と記載されており、世代が上がっても最上位の単価は変わっていません(これはあくまで料金表上の事実で、OpenAIが「価格を据え置いた」と意図を明言しているわけではありません)。
そして下位のTerra・Lunaを選べば、用途次第で単価を大きく下げられます。大量のデータを捌く処理はLuna、ふだんの業務はTerra、ここぞという難所だけSol——というように、タスクごとにコストを最適化できるのが3層構成の実利です。
ChatGPT側で使う場合は、これらのAPI単価が直接かかるわけではなく、契約プランの範囲内で各モデルを利用する形になります。どのプランでどのモデルが使えるかは、後半の「プラン別で何が使えるか」で整理します。
GPT-5.6の新機能──ultra mode・max reasoning・そして“燃費”の改善

GPT-5.6で追加・強化された機能のうち、実務で効いてくるものを整理します。
ultra mode──4体のエージェントが並列で協調する
Solには ultra mode という設定があります。デフォルトで 4体のエージェントが並列に協調して動く仕組みで、トークン消費は増えますが、そのぶん高難度タスクの結果品質と、答えにたどり着くまでの速度が上がります。
使いどころは、一発の品質が欲しい設計・調査の山場——多少コストをかけてでも、最初から高い完成度で仕上げたい場面です。
max reasoning effort──xhighのさらに上
推論にかける労力を指定する設定に、従来の最上位だったxhighを超える max reasoning effort が加わりました。より長い時間をかけて推論し、代替案を探索し、検証と修正まで行う設定です。時間はかかりますが、そのぶん難所での到達点が上がります。
使いどころは、急がないけれど絶対に外せない難所——時間がかかっても正確さを最優先したいタスクです。
ちなみに、この推論の労力は日本語UIでは「思考レベル」として並びます。私の環境では軽/中程度/高い/非常に高い/最大の5段階が表示され、この「最大」がmax reasoning effortにあたります。

Programmatic Tool Calling・Persisted reasoning──“燃費”が良くなった
地味ですが効いてくるのが、トークン効率まわりの改善です。
- Programmatic Tool Calling — GPT-5.6が自分でJavaScriptを書き、ツール呼び出しや中間処理をホスト実行環境の中で完結させる仕組みです。やり取りのたびに大量のトークンを往復させずに済みます。
- Persisted reasoning(推論の保持・再利用) —
reasoning.contextというパラメータで、過去のターンの推論結果を保持して再利用できます。マルチターンでの品質とキャッシュ効率が上がります。
要は、同じ仕事をより少ないトークンでこなせる方向に進化した、ということです。エージェント的な長時間タスクほど、この“燃費改善”の恩恵は大きくなります。
デザイン判断力とComputer Useの強化
もうひとつ大きいのが、UI・デザイン面の伸びです。公式は「GPT-5.6はデザイン判断において段階的な飛躍を遂げた。高レベルの方向づけだけで、洗練され、使いやすく、機能するインターフェースを作る」と説明しています。
さらにComputer Useの強化により、コードや中身を生成するだけでなく、レンダリングされた結果を自分で点検して修正できるようになりました。視覚的・機能的な問題を検出し、仕上げを施してから返してくる、というわけです。「作って終わり」ではなく「見て直す」ところまで踏み込んだのは、実務で地味に効くポイントだと思います。
ここまで読んで「うちでも使えそうだ」と感じた方へ。法人向けAI研修の導入社数No.1*の弊社デジライズが、導入前のチェックポイントからよくある失敗パターン、社内導入の6ステップまでを1冊にまとめました。
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GPT-5.6の性能・ベンチマーク──自社公表では新SOTA、ただし受け止め方に注意

OpenAIが公表しているベンチマークを見ると、数字はかなり強気です。
- Coding Agent Index:Sol(max reasoning)が 80.0 を記録し、Claude Fable 5を 2.8ポイント上回って新SOTA(最高記録) だとしています。
- DeepSWE:Solで 72.7%。
- Agents’ Last Exam:Solで 53.6 となり、Fable 5を13.1ポイント上回るとOpenAIは主張しています。
ただし、これらはいずれも OpenAIの自社公表値 です。私のスタンスとしては、こうしたベンチマークは正直かなり政治化していて、各社が自社に有利な指標を選んで出してくる面があります。だから数字は参考程度に見ておくのがちょうどいい、というのが本音です。順位が0.数ポイント動いたかどうかより、「自分の仕事で実際にどう動くか」のほうがずっと大事です。実際に触った所感は後半でまとめます。
ChatGPT Workとは──「答える人」から「納品する人」へ

今回のアップデートで、モデル本体と並んで大きいのが ChatGPT Work の登場です。
私の理解を一言で言うと、これは Claudeでいう「Cowork」に相当する存在 です。これまでのChatGPTが「質問に答える人」だったのに対し、ChatGPT Workは 自律的に成果物を完成させて納品する人 に変わりました。この転換が一番のポイントだと思います。
主な機能は次の2つです。
- Plan mode — いきなり作り始めるのではなく、まず必要なコンテキストを集め、確認事項を質問したうえで、ステップごとの作業計画を提示します。あなたはその計画を修正するか、承認して実行を開始できます。認識のズレを最初につぶせるので、手戻りが減ります。
- Scheduled Tasks — メールやSlackの文脈をふまえて、定例タスクを自動で実行します。「毎朝この集計を出す」といった定型業務を任せられます。
展開状況は、公式によると デスクトップアプリは全プランで即日利用可能。Web・モバイル版はPro・Enterprise・Eduから展開を開始し、Plus・Businessには数日かけて拡大していくとされています。
実際にWorkのホームを開いてみると、私の環境ではデフォルトのモデルが「5.6 Terra 高い」になっていました。「何に取り組みますか?」という入力欄の下には、プロジェクトの選択や、Google Drive・スプレッドシート・Gmailといったプラグイン連携が最初から並んでいて、最初から「仕事をさせる」前提の作りになっています。

Claude側のCoworkがどういうものかを押さえておくと、両者の狙いの違いがよく見えます。
Claudeの「Cowork」について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Claude Coworkとは?料金・使い方・インストール方法を徹底解説【プラン早見表付き】
デスクトップアプリがChat・Work・Codexの3モードに統合

もうひとつ見逃せないのが、デスクトップアプリの再編です。公式ドキュメントによると、1つのデスクトップアプリの中に、Chat・Work・Codexの3モードが統合されました。
- Chat — これまでどおりの対話。
- Work — 前述の、自律的に成果物を納品するモード。
- Codex — コーディング・エージェント。
用途ごとに別アプリを行き来する必要がなくなり、「軽く相談する」「仕事を任せる」「コードを書かせる」を1つのアプリで切り替えられます。日常的にChatGPTを開いている方ほど、この統合の恩恵は感じやすいはずです。
下はWeb版(chatgpt.com)のホーム画面です。Web版でも画面上部のトグルでChatとWorkをワンタップで切り替えられます。

GPT-5.6はプラン別で何が使えるか

「結局、自分のプランで何が使えるのか」を整理します。以下はGA公開時点の公式情報にもとづくものです(提供内容は展開の進行にあわせて変わりうるため、最新は必ず公式で確認してください)。
| プラン | Chat | Work | Codex |
|---|---|---|---|
| Free / Go | GPT-5.5 Instant(Sol選択不可) | Terra | Terra |
| Plus | Sol | Sol・Terra・Luna | Sol・Terra・Luna |
| Pro | Sol | Sol・Terra・Luna | Sol・Terra・Luna |
| Business | Sol | Sol・Terra・Luna | Sol・Terra・Luna |
| Enterprise | Sol | Sol・Terra・Luna | Sol・Terra・Luna |
いくつか補足しておきます。
- Chat:無料帯(Free / Go)はGPT-5.5 Instantがデフォルトで、Solは選べません。Plus以上はSolを利用でき、推論レベルにプラン差があります。標準のChatではTerra・Lunaは選択できません。
- Work:デスクトップアプリなら無料帯を含む全プランで使えます(Free / GoはTerra)。Web・モバイル版はPro・Enterprise・Eduから展開が始まり、数日かけてPlus・Businessへ広がります(Free / Goは対象外)。
- Codex:Free / GoはTerra、Plus以上は3モデルから選べます。
- ultra modeが使えるのは、WorkではPro・Enterprise、CodexではPlus以上です。
- API:開発者は3モデルすべてにアクセスできます。
実際にChatの応答性能ドロップダウンを開いてみると、私の環境では「最速5.5/中程度/高い/Pro」という応答性能の並びがあり、モデルとしてはGPT-5.6 Sol・GPT-5.5・GPT-5.4・GPT-5.3・o3から選べる状態でした。前世代以前のモデルも当面は残っていて、GPT-5.4には「7月23日に提供終了予定」という表示が付いていました。

なお、公開時点のヘルプページでは、推論の労力(reasoning effort=AIがどれだけ念入りに考えるかの度合い)の選択肢にもプラン差があると案内されています。Plusは中〜高(Medium/High)まで、Pro・Business・Enterpriseはさらに上のExtra High(最上位級の設定)まで選べる、という内容です。ここはプレビュー時点の記載が残っている可能性もあるので、細かい設定値は公式ヘルプで最新を確認するのが安全です。
GPT-5.6のプロンプト新常識──「盛る」から「削る」へ

GPT-5.6を使ううえで、地味に効くのがプロンプトの書き方の変化です。OpenAIのプロンプトガイダンスは、長く作り込んだプロンプトより、リーン(無駄をそぎ落とした)なシステムプロンプトのほうが良い結果につながる方向を打ち出しています。
公式が示している数値では、リーンなプロンプトに切り替えたケースで、評価スコアが約10〜15%向上し、総トークンが41〜66%削減、コストが33〜67%削減したとされています。ただしこれは OpenAI内部のコーディングエージェント評価における一サンプルの結果であって、あらゆる用途で同じだけ改善する保証がある汎用の数字ではありません。あくまで「削る方向が効きうる」という傾向として受け止めてください。
もうひとつ実務的なアドバイスとして、公式は「『簡潔に(Be concise)』のような包括的な簡潔指示は、回答が短くなりすぎることがあるので見直したほうがよい」と明記しています。これまで「とにかく細かく指示を盛る」のが定石でしたが、GPT-5.6では必要なことだけを的確に、余計な縛りは外すという書き方に頭を切り替えるとよさそうです。
GPT-5.6を実際に触ってみた──Sol+ultraのアプリ生成と、Fable 5とのゲーム比較

数字だけ見ても実感がわかないので、私が実際に触ってみた話をします。
まず、一番重い構成である Sol+ultra mode でアプリを作らせてみました。結論から言うと、かなり適当な指示でも、Claude Fable 5級のアプリができあがりました。私はここしばらくコーディングをClaude Codeにほぼ任せきりだったのですが、この出来を見て「今後はCodex(GPT-5.6)も使っていこうかな」と素直に思いました。速いモデルもあって性能もいい、というのが正直な第一印象です。
一方で、Claude Fable 5が明確に上回った場面もありました。ポケモン風のゲームを作らせる比較実験です。Claudeに「ポケモンゲームのコピーを作って完璧に」と投げたところ、著作権への配慮をきちんと説明したうえで、完全オリジナルのモンスター収集RPG「モンテイマーズ」を作り上げました。2Dドット絵のフィールド(モリノラボ・かいふくハウス・ショップ)、ひらがなの会話ウィンドウ、セーブ/ロード、ショップ購入、進化、チャンピオン戦まで、自分で動作を検証しながら組み上げていく様子は、普通にめちゃくちゃ良くて素直にすごいと感じる出来でした。

同じお題をCodex(GPT-5.6)にも投げてみました。3D調のフィールドに「エンバーコイル Lv.8」といった独自モンスターが登場し、FIELD SURVEYやSYNC FIELDなど英語混じりのUIで、こちらもしっかり形になっています。ただ、このポケモン対決ではFable 5のほうがクオリティが高く、正直感動したのはClaude側でした。

一方で、GPT-5.6のデザイン性の高さをはっきり感じたのが3Dゲームです。Codex(Sol+ultra mode)に「3Dのグラフィックも完璧にして、現実と間違うレベルでの画面レベルのGTA6を完璧に作って」という、かなり雑な指示を投げました。すると約55分でオリジナルの3Dドライビング作品「Velora Bay」が完成。しかもGTAの固有素材は使わない完全オリジナルだとAI自身がきちんと断ったうえで、リアルタイムの3D都市、雨・海面・水しぶき・HDR照明、天候の切り替え、フォトモード、独自HUD、さらにPC/ゲームパッド/スマホ対応まで盛り込んできました。雨の夜道を走る画面は、雑な一言からここまで来るのかと驚くレベルです。

天候を切り替えると、同じ街が一気に明るい表情に変わります。車を止めてフォトモードで一枚撮る、といった作り込みまで入っていて、3Dまわりのデザイン性は確実に一段上がったと感じました。

まとめると、「速さ」や3Dのデザイン性で気持ちいいのがGPT-5.6、「深さ・作り込み」でまだ一枚上手なのがClaude Fable 5、というのが私の触った実感です。どちらが絶対的に上という話ではなく、投げるタスクによって最適解が変わる、というのが今の正直なところです。
GPT-5.6とClaude Fable 5の使い分け──速さのGPT、深さのClaude

触ってみた結論として、私の現時点での使い分けはこうです。
- GPT-5.6が向く:調査、大量処理、PC操作(Computer Use)、3Dやデザイン性が効くUI・ゲーム制作など、「速さ」と見栄えがものを言う仕事。Luna・Terraでコストを抑えつつ数を捌く用途も含めて。
- Claude Fable 5が向く:難しいコード、重厚な文書作成など、「深さ」と作り込みがものを言う仕事。失敗コストが高く、一発の質が効く場面。
AIはいよいよ「どのモデルを選ぶか」そのものが成果を左右する時代になりました。1つのモデルにすべてを任せるのではなく、タスクの性質で使い分ける——ここを押さえておくと、日々のアウトプットの質がはっきり変わってきます。
使い分けの相手となるClaude Fable 5について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Claude Fable 5とは?Mythos級が初めて一般公開|性能・料金・実際に使った所感まで
ここまで読んで「自社の業務にどう取り入れるか、社内でどう広げるか」を具体的に考えたくなった方へ。法人向けAI研修の導入社数No.1*の弊社デジライズが、導入前のチェックポイントから社内導入の6ステップまでを1冊にまとめた資料を無料で配布しています。
※出典:株式会社東京商工リサーチ「法人向けリスキリングサービスに関する調査」(2026年5月/調査期間:2026年3月26日〜4月17日/調査方法:デスクリサーチおよびヒアリング/2026年3月末時点)
まとめ──モデル選定が成果を分ける時代へ

最後に、今日のポイントを整理します。
- OpenAIが GPT-5.6 を一般公開。ChatGPT・Codex・OpenAI APIに順次展開(GAは米国時間2026年7月9日)。
- Sol(最高性能)/Terra(バランス)/Luna(高速・低コスト) の3層構成。タスクの重さに応じて性能とコストを選ぶ設計。
- API料金はSol $5/$30、Terra $2.50/$15、Luna $1/$6(per 1Mトークン)。Solは前世代GPT-5.5と同額。
- ultra mode(デフォルト4体並列)・max reasoning effort・トークン効率の改善・デザイン判断力とComputer Useの強化が目玉。
- ChatGPT Work で「答えるAI」から「納品するAI」へ。デスクトップアプリはChat・Work・Codexの3モードに統合。
- ベンチマークはOpenAIの自社公表で新SOTAを主張。ただし数字は参考程度に。
- 使い分けは 速さのGPT-5.6、深さのClaude Fable 5。触った実感でも、この線引きがしっくりきます。
モデルが増えて選択肢が広がったぶん、「どれを、どの仕事に使うか」を決める力が、そのまま成果の差になります。まずはあなたのふだんの仕事の中で一番重いタスクを、GPT-5.6とClaude Fable 5の両方に一度ぶつけて、その違いを体感してみてください。

