チャエン

株式会社DigiRise 代表取締役

チャエン

「AIツールが多すぎて、結局どれを使えばいいか分からない」——そんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、X(旧Twitter)フォロワー17万人以上、日々AIツールを使い倒している私チャエンが、2026年に本当に使えるAIツールをカテゴリ別に厳選して紹介します。汎用AI、資料生成、議事録、開発ツールまで、実際に触った感想をベースに「最初に課金すべきツール」と「実務での活用フロー」を具体的にお伝えします。


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はじめに:2026年、AIツール選びで迷わないために

AIツールの世界は、毎月のように新しいサービスが登場しています。ChatGPT、Gemini、Claude、Copilot……名前を聞いたことはあっても、「どれが自分に合っているのか」「課金するならどれが最初か」といった疑問を持つ方は多いでしょう。

本記事では、以下のカテゴリに分けてAIツールを整理しています。

  • 汎用AI(ChatGPT、Gemini、Claude)
  • AIエージェント
  • 資料生成AI
  • 画像生成AI
  • 動画生成AI
  • 議事録AI
  • 音声入力AI
  • 開発AI(エンジニア向け・非エンジニア向け)
  • AIブラウザ

それぞれのカテゴリで「結局どれを使えばいいのか」を明確にしていきます。まずは、最も利用頻度の高い汎用AIから見ていきましょう。

汎用AI:ChatGPT、Gemini、Claudeの使い分け

汎用AIとは、ChatGPT、Gemini、Claude、Copilotのように「何でもできる」タイプのAIを指します。文章作成、検索、ファイル解析、アイデア出しなど、幅広い用途に対応できるのが特徴です。

個人利用なら圧倒的にChatGPT

この中で最も推奨されるのはChatGPTです。

「Geminiが出てChatGPTはオワコン」という声もありますが、実際に使い比べてみると、ChatGPTの優位性は健在です。

ChatGPTを選ぶ3つの理由

  1. 検索力が高い
    Googleの会社であるGeminiよりも、なぜかChatGPTの方が検索精度が高い。Deep Research機能を使えば、市場調査やトピックの深掘りも効率的に行える。
  2. ファイル解析に強い
    Excel、長文、大量ファイルの解析はChatGPTが最も優秀。Claude、Geminiと比較しても、ChatGPTに軍配が上がる。
  3. UIが使いやすい
    サクッとした利用や文章構成に最適。直感的に操作できるため、AIに不慣れな方でも扱いやすい。

正直なところ、普通の業務であればどのツールを使っても便利です。ただし、ファイル解析や深いリサーチを重視するならChatGPT一択というのが結論です。

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Claudeは日本語力と文章作成に強い

Claudeの強みは日本語の自然さです。

以下のような用途で特に重宝します。

  • X(旧Twitter)の投稿作成
  • 議事録作成
  • 社内資料のライティング

さらに「Claude Skills」という機能があり、議事録の型や資料作成の型を記憶させることで、毎回プロンプトを入力する手間が省けます。たとえば、社内仕様の議事録テンプレートを登録しておけば、Skillを呼び出すだけで自動生成してくれるわけです。

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GeminiはGoogleカレンダー連携が便利

Geminiの最大の利点はGoogleサービスとの連携です。

  • @カレンダーと入力するだけで、自動的に日程調整
  • 空き時間の候補を提示
  • スケジュール管理がスムーズに

Google Workspaceを使っている企業なら、Geminiの導入価値は高いでしょう。日程調整のやり取りが多い方には特におすすめです。

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続いて、最近話題の「AIエージェント」について見ていきます。

AIエージェント:機能特化型へのシフト

「AIエージェント」という言葉は最近バズワード化していますが、定義としては「行動まで代行してくれるAI」を指します。たとえば、資料を作成する、ブラウザを操作する、といったタスクを自動実行するものです。

結局、大手ツールが最強

AIエージェント専用のツールも存在しますが、現時点での結論は明確です。

OpenAI、Google、Microsoftといった何十兆円も資金を集めている企業のツールには、基本的に勝てません。

そのため、ChatGPTやGeminiなどの大手汎用AIを使っておけば間違いないというのが現実的な判断です。特化型のAIエージェントツールも存在しますが、大手ツールの機能拡張で十分カバーできるケースが多いのが現状です。

次は、実務で特に需要の高い「資料生成AI」について解説します。

資料生成AI:Manus一択の理由

資料作成においては、Manusが圧倒的におすすめです。

出典:公式サイト

Manusの3つの強み

  1. コード生成→プレビュー方式
    直接PowerPointを生成するのではなく、コードを生成してからプレビューする方式を採用。これによりデザインの自由度が高い。
  2. 画像生成との統合
    スライドを作りながら、横で画像生成も同時に行える。視覚的に訴求力の高い資料が短時間で完成する。
  3. デザイン性の高さ
    Genspark、Skyworkといった競合ツールと比較しても、Manusの方がデザイン性で優位。

GeminiやChatGPTの資料生成機能との違い

Geminiにも資料生成機能はありますが、直接PowerPointを作る方式はまだ精度が低いのが現状です。

GoogleスライドであればGeminiでも可能ですが、Manusの方がより多くの画像を扱え、デザインの完成度が高いため、実務レベルではManusに軍配が上がります。

画像生成AI:Nano Banana Proの実力

画像生成AIでは、Nano Banana Pro(Geminiで利用可能)が最もおすすめです。

Nano banana Proで作成したチャエンのAI研究所のサムネイル

Nano Banana Proを選ぶ理由

画像生成ツールを選ぶ際の基準は以下の3つです。

  1. 日本語プロンプトの正確さ
  2. リアルな人物を作れるか
  3. 画像の合成精度

Nano Banana Proは、この3つすべてにおいて他のツール(ChatGPTの画像生成、中華圏のByteDanceのSeedream 4.5など)を上回っています。

実際に使ってみると、日本語の理解度が高く、リアルな人物生成においても違和感がないため、ChatGPTの画像生成機能を使わなくなったほどです。

動画生成AI:Sora、Veo、Runwayの現状

動画生成AIは、まだ用途が限定的ですが、急速に進化しています。

主要な動画生成ツール

ツール名特徴
Sora2自分の顔や音声を使った動画生成が可能
Google Veo 3.1品質は悪くないが、まだ発展途上
Runway Gen-4.5ベンチマーク結果では最も性能が高い
ByteDanceのSousakuAI中国発のツールも台頭中

動画生成AIの現実的な使い道

正直なところ、現時点ではそこまで実用的ではないというのが本音です。

ただし、各プラットフォームで試してみる価値はあります。今後の進化次第では、動画制作のワークフローが大きく変わる可能性があります。

議事録AI:Nottaによる一元管理

議事録作成においては、Nottaが最もおすすめです。

Nottaを選ぶ理由

Teams、Google Meet、Zoomにもそれぞれ議事録機能はありますが、お客様によって使うツールが変わるため、会議記録が分散してしまいます。

Nottaのようなサードパーティツール(tl;dv、LINEワークスなども同様)を使えば、すべての会議を一元管理できます。これが最大のメリットです。

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スマホアプリでオフライン会議にも対応

Nottaにはスマホアプリもあり、オンライン会議だけでなくオフラインの商談や打ち合わせも録音・文字起こしできます。

PlaudやLimitlessといったハードウェア型の議事録ツールもありますが、以下の理由からスマホアプリが現実的です。

  • 持ち運びの手間がない
  • プライベートの会話まで録音してしまうリスクがない
  • 商談中だけ起動すればOK

音声入力AI:Aqua Voiceの圧倒的精度

音声入力ツールでは、Aqua Voiceが圧倒的におすすめです。

出典:公式サイト

タイピングの5倍速い

音声入力はタイピングの5倍速いと言われており、大幅な時短が可能です。

実際に、私は今年Aqua Voiceの利用頻度でトップ2%に入るほどのヘビーユーザーです。

Mac純正やスマホの音声入力との違い

スマホやMacにも音声入力機能はありますが、精度が全く違います。Aqua Voiceの優位性は以下の通りです。

  • 高性能なモデルを使用している
  • AIによる自動修正機能を搭載
  • 誤認識が少なく、そのまま使えるレベルの文章が生成される

Mac純正の音声入力と比較すると、精度の差は歴然です。

開発AI:Claude CodeとCursorの組み合わせ

エンジニア向けの開発AIでは、Claude Codeが最強です。

優秀なエンジニアは全員Claude Codeを使っている

私が会った優秀なエンジニアは、全員がClaude Codeを使っているとのこと。

理由は明確で、Claude CodeのAPIが最も性能が高いからです。

CursorとClaude Codeのコンボが最強

おすすめの使い方は、Cursor(IDE:統合開発環境)上でClaude Codeを呼び出すという組み合わせです。

この構成が、現時点で最も効率的な開発環境と言えます。

非エンジニア向け開発:Google AI StudioとVibe Coding

非エンジニアが開発に挑戦するなら、Google AI Studioが最もおすすめです。

Google AI Studioの強み

  • 作りやすい:直感的なUIで、コードを書かなくてもアプリが作れる
  • AI機能をワンクリックで搭載:高度な機能を簡単に追加できる

藤井聡太もハマった「Vibe Coding」

将棋の藤井聡太氏も、今年最もハマったのがVibe Coding(感覚的にAIと対話しながらコードを生成するスタイル)だったとのこと。

「藤井聡太は来年会社を作っているだろう」と冗談交じりに語られるほど、Vibe Codingは誰でも開発者になれる可能性を秘めています。プログラミング経験がなくても、アイデアさえあればアプリ化できる時代が来ています。

AIブラウザ:Chrome最強説

AIブラウザについては、専用ツールはまだ決定版がないというのが現状です。

Atlas、Cometなどの専用ツールはまだ精度が低い

AtlasやCometといったAIブラウザ専用ツールも存在しますが、まだ精度が低く、実用レベルには達していません

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Chrome拡張機能やClaude等で十分

現時点では、以下の方法が最も現実的です。

  • Google Chromeの拡張機能(例:Manusのブラウザ拡張)
  • ChatGPTやClaudeのWeb検索機能

ChromeがAIブラウザを正式リリースすれば、それが最強になるでしょう。それまでは既存ツールの組み合わせで十分です。

まとめ

ここまで、2026年に抑えるべきAIツールをカテゴリ別に紹介してきました。最後に、「結局、何から始めればいいのか?」という疑問に答えます。

結論:迷ったらまずChatGPTに課金すべきです。ChatGPTは汎用性が高く、検索力・ファイル解析力に優れているため、ほとんどの業務に対応できます。その後、用途に応じてClaudeやGeminiを追加していくのが効率的です。

実務における理想的な活用フローは以下の通りです。

  1. リサーチ(ChatGPT):Deep Research機能を使って市場調査やトピックの深掘り
  2. 資料作成(Manus):リサーチ結果をもとに、デザイン性の高いスライドを自動生成
  3. 議事録(Notta):会議内容を自動文字起こしし、一元管理
  4. 開発(Google AI Studio):非エンジニアでもサクッとアプリ化

この4つのツールがあれば、ビジネスの大部分を効率化できます。AIツールは日々進化していますが、大手ツール(OpenAI、Google、Anthropic)を中心に押さえておけば、トレンドに乗り遅れることはありません。まずはChatGPTから始めて、自分の業務に合ったツールを少しずつ追加していきましょう。2026年、AIによる超効率化で時代を先取りしてください。

デジライズでは、生成AIの導入研修を行っています。個別のミーティングで業務内容をヒアリングし、現場で本当に使えるAI活用法を一緒に考えるところからスタートします。実際に使えるように、AIの専門家が伴走いたしますので、AI担当者がいない企業様でもご安心ください。

まずは情報収集からでも歓迎です。
導入の流れや支援内容をまとめた資料をこちらからご覧いただけます。

この記事の著者 / 編集者

チャエン

株式会社DigiRise 代表取締役

チャエン

法⼈向けのAI研修、及び企業向けChatGPTを開発する株式会社デジライズをはじめ、他数社の代表取締役。一般社団法人生成AI活用普及協会評議員を務めながら、GMO AI & Web3株式会社など他数社の顧問も兼任。NewsPicksプロピッカーも兼任。Twitterはフォロワー16万⼈。⽇本初AIツール検索サイト「AI Database」やAIとの英会話ができる「AI英会話」など複数のAIサービスも開発。ABEMAやTBSテレビなどメディア出演も多数。