2025.1.28
製品・サービス情報
【AIに仕事を奪われる!?】遂にChatGPTがAIエージェント「Operator」を公開。ブラウザを自動操作で単純操作を自動化可能に。《使い方、危険性、活用事例を徹底解説》
◾️チャンネル「チャエン【AI研究所】」のご紹介
株式会社デジライズは、「チャエン【AI研究所】〜仕事で使える最新のAI情報を発信〜」を運営しています。本チャンネルは、日本で最速かつ最も分かりやすいAI学習コンテンツを提供することをミッションに、週1-2回以上の頻度で最新のAI情報を発信しております。
主な特徴:
- Xフォロワー13万人を誇るAI専門チャンネル
- 日本国内での法人向けAI研修実績No.1
- GMOグループ様、パーソルグループ様などのAI顧問実績
- テレビ出演多数の AI専門家「チャエン」がメイン講師
定期配信コンテンツ:
- AIの基礎知識講座
- 最新AIツールの実践的な使用方法
- ChatGPTの活用テクニック
- 話題のAIニュース解説
- ビジネスシーンでのAI活用事例
◾️動画内容
ChatGPT新機能「Operator」の概要と可能性
弊社デジライズは、2024年1月にChatGPTから発表された新機能「Operator」について、詳細な検証と実践的な活用方法の解説を行いました。この新機能は、ChatGPT-4の画像認識機能と強化学習を組み合わせた革新的なAIエージェントです。
Operatorの主な特徴として、以下の点が挙げられます:
- ブラウザの自動操作が可能
- 画面認識による適切なアクション実行
- フォーム入力やネットショッピングなどの定型作業の自動化
- ユーザーの承認プロセスを含むセキュリティ設計
- APIがなくてもWebサイトの自動操作が可能
現在はベータ版として、ChatGPTのPlusプラン(月額20ドル)のユーザーのみが利用可能です。また、地域制限により米国からのアクセスに限定されていますが、VPNを利用することで日本からも利用可能な状態です。
弊社の検証では、人間と比較した場合の作業精度は約58%程度であり、複雑なタスクではまだ人間の方が優位性を保っています。しかし、シンプルな定型作業においては十分な精度で自動化が可能であり、今後の発展が期待される機能といえます。
ブラウザ自動操作の実演と基本機能
弊社デジライズでは、Operatorの実用性を検証するため、実際の業務シーンを想定した複数のテストを実施しました。特に注目すべき機能として、以下のような基本操作が可能であることを確認しています。
具体的な操作例として:
- Xでの投稿自動作成と配信
- Gmailでのメール作成と送信
- ウェブサイトの検索と情報収集
- フォームへの自動入力
- ファイルの添付と解析
実際の操作では、Operatorの画面上で指示を入力すると、新しいブラウザウィンドウが開き、AIが自動で操作を行います。例えば、「今日のAIニュースを検索して、要約してXに投稿する」という指示を出すと、以下の流れで自動実行されます:
- ブラウザで検索実行
- 関連記事の収集
- 内容の要約
- X(旧Twitter)へのログイン
- 投稿文の作成と投稿
特筆すべき点として、操作の途中で人間の承認を求める「テイクオーバーモード」が実装されており、重要な操作の前には必ずユーザーの確認が必要となります。また、タスクの保存機能も備えており、頻繁に行う作業を登録しておくことで、効率的な再利用が可能です。
セキュリティ面での特徴と注意点
弊社デジライズは、企業での導入を想定し、Operatorのセキュリティ面について詳細な検証を実施しました。AIによる自動操作という特性上、セキュリティリスクへの対応は特に重要な観点となります。
OpenAIは、企業での安全な利用を実現するため、以下の重要な機能を実装しています:
- 機密情報の保護機能
- パスワード入力時の画面キャプチャ無効化
- 入力された情報のAI学習からの除外
- 操作承認システム
- 重要操作前のユーザー承認必須
- 不審な動作の自動検知と停止
企業がOperatorを導入する際には、まず自社のセキュリティポリシーとの整合性を確認する必要があります。特に注目すべき点として、Operatorは金融関連サイトでの利用や、ファイル削除などの破壊的な操作に制限を設けています。
また、DMやダイレクトメッセージの送信も制限されており、スパムなどの悪用を防ぐ設計となっています。このように、OpenAIはビジネスでの利用を見据えた堅牢なセキュリティ設計を実現していますが、導入企業側でも適切なセキュリティ管理体制の構築が重要となります。
弊社デジライズでは、企業のセキュリティポリシーに応じた導入支援と、運用時のセキュリティアドバイスを提供しております。
企業での具体的な活用シーン
弊社デジライズが検証した結果、Operatorは特に以下の業務領域での活用が効果的であることが判明しました。
- 営業支援業務
- 企業情報の自動収集
- お問い合わせフォームの自動入力
- 情報収集・分析業務
- 市場動向の自動調査
- 競合他社情報の収集
実際に、大手企業での活用事例として、企業リサーチや商談準備の時間が従来の3分の1に削減されたケースがありました。また、定型的な問い合わせ対応や、データ入力作業などでも大幅な時間短縮が実現しています。
特に効果が高かった業務として、プレスリリースの情報収集があります。従来は担当者が手動で各企業のプレスリリースをチェックし、必要な情報を抽出していましたが、Operatorを活用することで自動化が可能となりました。その結果、情報収集から分析までの工数を約70%削減することができました。
また、Operatorは複数のウェブサイトを横断的に検索・比較する業務でも高い効果を発揮します。例えば、製品価格の比較や、サービス内容の分析などにおいて、人手では数時間かかっていた作業を数分で完了できるようになりました。
ただし、現時点では全ての業務を完全自動化することは難しく、人間による最終確認や微調整は必要です。弊社では、人とAIの最適な役割分担を考慮した導入支援を行っています。
お気軽にご相談ください
以下のような課題をお持ちの企業様、まずはご相談ください:
- 社内業務へのAI導入・活用方法について
- 従業員向けAI研修の実施と人材育成
- AIを活用した業務効率化の推進
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