2024.6.12
企業の独自LLM開発支援に特化した『法人LLM』を提供開始。安全・低価格・カスタマイズ可能の特徴を活かして、企業の安全で効果的なAI活用を支援:6月26日(水)12:00〜無料セミナーも開催
独自LLMで日本企業の競争力強化に貢献。セキュアで高度にカスタマイズされたLLM開発を支援。また、『企業が超安全に低価格でAIを利用できるローカルLLMを徹底解説』と題した無料セミナーも開催。
株式会社デジライズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:茶圓 将裕)は、企業のニーズに合わせた独自の大規模言語モデル(LLM)開発を支援するサービス『法人LLM』の提供を開始します。
本サービスでは、オープンソースのLLMを活用することで、セキュアかつ高度にカスタマイズされた独自LLMの構築を支援します。
近年、グローバルでLLMの活用が加速する中、企業特有の課題に対応するため、独自LLMの開発が不可欠となっています。デジライズは、豊富な開発経験と国内有数のGPUリソース、日本トップクラスのLLM開発部隊を武器に、日本企業の競争力強化に貢献してまいります。
企業内で安全にAIを活用できる法人LLMについてお問い合わせ希望の方は下記のフォームをご記載ください。
■ 背景:加速する企業のAI活用とオープンソースLLMの台頭
近年、OpenAIのChatGPTに代表されるLLMの登場により、AI技術は急速な発展を遂げており、グローバルでビジネスにおけるAI活用が加速しています。米国の大手IT企業を中心に、自社に最適化された独自のLLMを開発する動きが活発化しており、2023年の企業のLLM関連支出は平均700万ドルに達しました。2024年には、その支出が2〜5倍に拡大すると予測されています。
こうした中、米国を中心にオープンソースのLLMが台頭しています。オープンソースLLMは、ライセンスコストを抑えられるだけでなく、自社のデータを用いたファインチューニングにより高度なカスタマイズが可能であり、セキュアな環境での運用も実現できます。実際、米国の企業の41% (※1) が既にオープンソースLLMの活用しております。
パフォーマンスが良ければ、8割以上の企業がオープンソースLLMの活用を視野に入れております。
日本国内でもLLM活用の機運は高まっていますが、多くの企業では独自LLMの開発に踏み切れていないのが現状です。デジライズは、日本企業がグローバルな競争に勝ち抜くためには、戦略的な独自LLMの開発が不可欠であると考えています。
※1:Fortune500やトップ企業のリーダー数十人と会話して作成した統計
■ 『法人LLM』が提供する価値
『法人LLM』は、オープンソースのLLMを活用した独自LLM開発の支援に特化したサービスです。世界最高水準の性能を誇るオープンソースLLM「Llama」をベースに、企業のニーズに合わせたカスタマイズを行います。(開発要件によっては、Llama以外も活用いたします。)
【主な特長】
1. セキュアな環境での運用
– オンプレミス環境でのLLM開発・運用により、機密情報の保護を実現
2. 高度なカスタマイズ
– 企業独自のデータを用いたファインチューニングにより、業務に特化した高性能なLLMを構築
3. 充実したサポート体制
– LLMの導入から運用まで、専門エンジニアが一貫してサポート
また、デジライズは、日本有数のGPUリソースと、日本有数のローカルLLM開発実績を活かし、最先端の技術を取り入れた高品質な独自LLM開発を実現します。
■ デジライズの強み
デジライズは、独自LLM開発支援において、以下の強みを有しています。
①豊富な開発実績
- これまでに多数のAIシステム開発プロジェクトを成功させた実績を保有
- 大手企業との共同研究や、自社サービス開発で培ったノウハウを活用
②潤沢なGPUリソース
- 国内有数の規模を誇るGPUクラスターを保有
- 大規模なLLMの学習も高速に処理可能
③日本トップ精度のローカルLLM開発
- 一時的ではありますが、ローカルLLM開発で日本語の精度検証にてトップレコードを記録した優秀な開発者が多数在籍
これらの強みを活かし、デジライズは高品質な独自LLM開発を実現し、お客様のビジネス変革に貢献します。
■セミナー紹介
さらに、今回の「法人LLM」のリリースを記念して、
『米国では8割が導入を進める「ローカルLLM」がなぜ今求められるのか?企業が超安全に低価格でAIを利用できるローカルLLMを徹底解説』
と題した無料のオンラインセミナーも開催します。
本セミナーでは、ローカルLLMの特徴や利点を詳しく解説。大企業におけるAI活用の課題と、ローカルLLMによる解決策を具体的に説明します。
セキュアな環境でのAI導入をご検討中の企業様、必見のセミナーです。
■タイトル
『米国では8割が導入を進める「ローカルLLM」がなぜ今求められるのか?企業が超安全に低価格でAIを利用できるローカルLLMを徹底解説』
■日時
6月26日(水)12:00~13:00
■視聴方法
Zoom ※お申し込みをいただいた方へ、参加用URLをご案内します。
■費用
無料 ※インターネットに接続するための通信料金は参加者負担となります。
■申込方法
下記フォームよりお申し込みください。
https://bit.ly/3Rj0Jgh
15秒程度で登録が完了します。登録後、自動でセミナー視聴URLを送付いたします。
■独自LLM開発のメリット
1. 企業固有の業務に特化した活用
– 専門用語や社内用語の学習により、企業特有のタスクに最適化
– 社内の知見やノウハウを反映したLLMの構築が可能
2. 高速な処理速度の実現
– 適切なモデルサイズやアーキテクチャの選択により、業務に求められる処理速度を実現
– リアルタイム性が求められる業務においても、ストレスのない応答が可能
3. 情報セキュリティの確保
– オンプレミス環境での運用により、機密情報の外部流出リスクを排除
– 社内のセキュリティ基準に合わせた運用が可能
これらのメリットを踏まえると、以下のようなドメインにおいては、汎用LLMの活用と並行して独自LLMを構築することが望ましいと言えます。
■独自LLMが特に有効なドメイン
1. 情報がセンシティブなドメイン
– 金融、医療、法律など、個人情報や機密情報を多く扱う業界
– データの外部流出が許されない状況下では、オンプレミスでの独自LLM運用が不可欠
2. エッジでの高速処理が求められるドメイン
– 製造業、ロボティクス、自動車など、現場でのリアルタイム処理が必要な業界
– クラウドへの通信を介さず、エッジデバイス上で高速に処理を完結できる独自LLMが効果的
3. 専門性の高いドメイン
– 製薬、バイオテクノロジー、材料科学など、高度な専門知識が求められる業界
– 専門用語や関連知識を豊富に学習した独自LLMにより、高精度な自然言語処理が可能に
このように、企業によっては、汎用LLMでは対応しきれない固有の課題を抱えています。そうした企業においては、独自LLMの開発が競争力の源泉となり得ます。自社に最適化されたLLMを構築し、戦略的に活用することで、業界におけるリーダーシップを確立することができるのです。
デジライズは、こうした企業のニーズに応えるべく、オープンソースのLLMを活用した独自LLM開発支援サービス『法人LLM』を提供します。私たちの知見とノウハウを結集し、お客様の競争力強化に貢献してまいります。
【株式会社デジライズ 会社概要】
– 名称 : 株式会社デジライズ
– 所在地 : 東京都渋谷区神泉町9-1 Daiwa渋谷神泉ビル1F
– 設立 : 2023年7月7日
– 代表取締役 : 茶圓 将裕
– URL : https://digirise.ai/
– Email : info@digirise.ai
【代表取締役プロフィール】
株式会社デジライズ 代表取締役
茶圓 将裕(チャエン マサヒロ)
学生時代に英語圏での1年間の留学後、上海にて日系人事コンサル会社にて法人営業に従事。延べ100社以上の人事評価制度構築に携わる。現在はSNSでAI情報発信を行い(フォロワー11万人以上)、AI専門家としてTBSテレビやABEMAにも複数回出演。GMO AI & Web3株式会社顧問、一般社団法人生成AI活用普及協会協議員を務めながら、2023年に法人向けAI研修、及び企業向けChatGPT開発の「株式会社デジライズ」を立ち上げ代表取締役に就任。
○Xアカウント
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社デジライズ
広報担当:茶圓
Email: info@digirise.ai
(平日10:00〜18:00)