投稿作業時間を50%カット!ChatGPTが支えるリフォーム会社のSNS改革
株式会社 鮫島工業 様
導入前の課題
- 投稿素材(イラスト・画像)の制作に多大な時間がかかっていた
- SNS用の投稿ネタや文案作成が非効率で属人化していた
- 自社キャラクターの展開が単調で、季節感や多様性に乏しかった
導入後の効果
- 作業時間が従来の約半分に削減され、投稿頻度と質を両立
- ChatGPTでネタ出し・文案作成・イラスト案の生成まで一貫対応
- キャラクター活用により、SNSのインプレッション数が向上し社内評価も上昇
目次
会社紹介
株式会社鮫島工業は、栃木県日光市に本社を構える建設会社です。創業から約40年、地域密着型の企業として、不動産、建築、リフォームといった住まいに関わる幅広い事業を手がけています。もともとはリフォーム事業からスタートし、地元では「鮫島工業=信頼のブランド」として親しまれており、最近ではSNSやホームページの情報発信にも力を入れています。
生成AI導入前の課題感
広報業務は1名体制で行っており、日々のSNS投稿やWebサイトの更新、電話対応や雑務と並行しながらの運用をしていました。特に、SNSで活用するキャラクターイラストや投稿文の作成に時間がかかってしまうという状況でした。外部の素材サイトに頼っても思い通りのビジュアルが見つからず、アイデア出しやネタの整理にも多くの工数が割かれていました。
生成AI導入研修の効果
ChatGPTを活用することで、InstagramやXでの投稿ネタ出し、文章生成、さらには自社キャラクター「サメ」のイラストアレンジまでを一気通貫で支援。ハロウィン仕様の仮装や、工具(スパナ)を持ったデザインなど、イベントに合わせたビジュアルを自在に生成できるようになりました。
投稿では、サメのキャラクターに吹き出しをつけて喋らせるなど、アイデアを形にできるようになりました。実際に投稿への反応が増え、「いいね」やインプレッション数にも効果が現れています。最近では他の社員に「そのイラスト、社内でも使わせてほしい」との声もかけられました。
また、プロンプトや投稿内容の管理には独自の工夫も取り入れています。投稿テーマごとにChatGPTのプロジェクトを分け、アイコンを付けて視認性を高めるなど、日々の作業が効率化。情報の混在を防ぎ、再利用や修正もスムーズに行えるようになりました。


今後の展望
現在、勤務時間は1日4時間と限られていますが、ChatGPTの力を借りて最大限の成果を上げています。今後は、現場で多忙な社員たちの業務の一部もAIで支援し、少しでも負担軽減につながるよう取り組みたいと考えています。AI活用を社内に広げることで、業務の属人化を防ぎ、効率化と働きやすい環境の両立を目指していく方針です。
